「名古屋周辺の山 ベストコース200」は登山初心者にやさしい本です

登山

もうかれこれ登山をはじめて5年目になりました。

ですので僕がこの本を手にして5年ということになります。現在はおそらく発行元の「山と渓谷社」は販売していないと思いますので、amazonの中古本販売や本屋さんに在庫がないかを確認することになります。でも、登山関係の本って結構古い本も販売されているので、比較的大きな本屋さんなどにはまだ在庫があるかもしれませんね。もし名古屋、岐阜、三重近辺のかたで「登山してみたいな~」と思っているかたは、ぜひこの本を探してみてください。僕は登山をこの本に育てていただいたといっても過言ではありません。

僕はそのくらい使い込んでいます。お恥ずかしいですが、写真でボロボロになっているのがそれを物語っています。

 

日帰り登山の入門書に最適です

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この写真は本の裏側です。

掲載されている200山がどこにあるのかを具体的に地図上で表しています。ひと目で名古屋を中心として行く山たちだとわかります。

掲載されている山は一般向け(これが初心者向け)、中級向け、健脚向けの3段階に山を分けてあり、自分がどの経験段階なのかがわかっていれば、どの山が自分に最適なのかがすぐわかります。

登山を始めたときには、そもそもこの名古屋の近辺にどんな山がどのくらいの高さでどのくらいの難易度でというのがさっぱりわかりませんでした。それがいっきにこの本のおかげで知ることができたのです。

 

どういうところが登山初心者にいいかというと

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収録エリアは

駿河・遠州の山

伊那・木曽の山

尾張・奥三河の山

美濃・南飛騨の山

越前・近江の山

鈴鹿の山

布引・室生・台高の山

に分かれていて、

「どの方面の山に登ってみようかなー?」

と思ったらすぐに探すことができます。

 

写真は「伊吹山(いぶきやま)」を例に出してますが、各山のページでは見てわかるとおり

難易度(一般向け、中級向け、健脚向けのどれか?)

コースの特徴と注意点

登山コースの説明、登山や下山にかかるコースタイム

交通(JR、バス、マイカーの場合のそれぞれの交通手段について)

登山コースの傾斜

2万5000分の1の地形図

問合わせ先

プラスワン情報

がコンパクトにまとまって掲載されています。

 

ふつうは、かならず登山用の地図を購入したりしますが、これらの情報が1冊の本のなかに凝縮されているのです。僕はこの本のおかげで、

名古屋から現地(登山入り口)到着まで2時間以内の場所はどのあたりだなー

とか

どのくらいの距離なのかなー?どのくらい時間が登山時間がかかるのかなー?

とか

どの季節なら登山できるのかなー?

といったような、ふつうの人ではわからない情報をこの本から知りました。

 

現代では、このブログのように登山の情報がのっていたり、インターネットで検索すれば情報は出てきますが、その情報が「正しいのか?」については結局自分で判断しなくてはいけないわけです。そのため登山では骨子となる情報を持つことがとても大切ですので、僕はこの本を重宝しました。

気をつけておいた方がいいのは「コースタイム」です。僕の経験上、この本に限らず登山本に書かれているコースタイムは「登山プロ」が計っている場合が多いですので、初心者の方が考える場合は実際のタイムがこの「コースタイム」の1.2~1.5倍くらいかかると見込んでおくのがちょうどいいです

あと「プラスワン」情報も重宝しました。近くの温泉を紹介してあることが多いのです。登山後の温泉は格別です。

名古屋、岐阜、三重近辺のかたで今から登山を始めようと思うかたでしたら、一度この本を探してみることをオススメします(^^)

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