1万円を1年で100万円に! はじめての人の「株式」投資生活 by JACK 【書評】

書評

えーっと、そろそろ投資もやっていきたいなーと思いつつ、「え~っ?1年で1万円が100万円に?なんじゃそりゃ~」と思いつつ、まあこの際読んでみようと思ったのがこの本です。

 

その内容はざっくりいうと

1.「ワン株」「S株」で投資アレルギーを克服

2.10万円以下の株を買い進める

3.10万円以下のアメリカ株を買い進める

4.IPOにコツコツと応募する

5.「達人の模倣」投資

6.ETFと個別銘柄の投資で暴落に備える

・・・という内容です。

 

「ワン株」「S株」は、端株(はかぶ)といって、通常、株を購入する単位としては100株(売買単位)とかで買うんですけれど、「ワン株」「S株」は1株単位で買うことができる株です。

たとえば、牛丼の吉野家の株価が、1株1666円だった場合は、100株なら16万6600円で通常は購入するのが普通なのですが、「ワン株」「S株」なら1株単位で1666円から買えるんですね。仮にもし吉野家の株価が暴落して1000円になったとしても、損は666円なので心の衝撃も少ないでしょう。なのでこれでまず株に慣れてみたらいいのでは~、というのが「投資アレルギーを克服」するというやつです。まずは株の値動きになれてみましょうということです。

 

なので、その株の売買や値動きになれたら、次の10万円以下の株を買い進めましょう、、、という内容なのですけれども、それはすでに10万円以上準備しているのが前提であり、またどうやってその株の銘柄を選ぶのかというのは、

・業績がいい(経常利益が上向きがベスト)

・配当がある(3%以上がベスト)

・株主優待がある(自己消費がベスト)

というざっくりとした指針だけが載っているだけなので、ここの部分はもう少し詳しい説明が必要なんじゃないかなーと思いました。推奨銘柄が20社分書いてありますけれど、これも実際に今の時点をみてみないとわからないですし・・・。これでは初心者が株売買を理解してから売買を実施するという風にはなれないですね。。

 

そのあとがいきなりアメリカ株(GoogleとかFacebookとか)購入ですし、その次はIPO(新規公開株)ですし、ちょっと突き進み方が荒くてあんまり初心者が見ても参考にならないのかなぁと思いました。「達人の模倣」をするって、もう自分の考えや経験では投資しないってことですからね・・・。やっぱり1年で1万が100万になるのは強引だなぁと思います。だいたい通常は元金から10%アップするだけでもすごい投資だと思いますので、ちょっと言い過ぎなタイトルですね。投資の本はこの手の本が多いかもなのでみなさん気をつけてください。

 

ただ、「ワン株」「S株」の話や、投資資金を貯めるための節約術としてのセブンイレブンのnanacoカードの使い方やクレジットカードについての情報はちょっとだけ参考になったかなぁと思います。

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